2015年5月30日土曜日

シアバター石けんの作り方と新柄の巾着完成。


ボンジュール!

前回、巾着に入ったシアバター石けんをアップしてから、ブルキナ滞在中の日本人の皆さまより、計約300個の石けんの注文を頂きました!!!

本当にありがとうございます。嬉しくてワクワクしています。アソシアションの皆もとても喜んでいました。

というわけで、石鹸作りを私もお手伝いしてきましたので、石けんづくりの様子をご紹介します!

シアバター、ココナッツオイルを混ぜた液に、苛性ソーダを入れると一気に固まります
しばらくかき混ぜます。

型に流し込みます。
1日寝かせた後、型から外します。
そして四角くカッティング!
大小500個程の石けんが出来上がりました。
このまま1週間乾燥させるとできあがりです。

そして、新柄の巾着も完成しました。これまではパッキリとして派手な色を選んできたのですが、今回は渋めをチョイスしました。私はこっちの方が好きだったりします。


右上が私のお気に入り。


石けんづくりに関わっていると、色々やってみたいことが増えてきます。ハーブとか天然の草とかブルキナっぽいビサップとかオゼイユとか入れられないかなーとか、もっと形をかわいくオシャレにできないかなーとか。どうやったら、この砂埃だらけのブルキナで砂埃がちていない石けんをつくれるかなーとか、シアバター100%の石けんもつくってみたいなとか、ちょっと色をつけてみたいなとか、もっと効率よくキレイな形の石けんができないかなとか。

やりたいことも、改善しなきゃいけないこともたくさんです。

日本にいた時、石けんなんて全く興味なかったのに・・・今度は自分で手づくりしてみたいなぁと思っています。

ビバ石けん。

今日はこれから、友達の村で盛大なフェネライがあるということで、泊まりで参加してきます。ブルキナベと旅行なんて初めてなので、わくわく、そして何が起こるか心配です。


えだまめ。

1年5か月私を怖がっていた子どもにお好み焼きをつくってあげたら懐いてくれました。


こんにちは!

観光客の少ないブルキナファソでは、田舎の方では特に、黒くない人を初めて見る、という人も少なくありません。更に子供にとってはその衝撃は大きいようで、かなりの頻度で怖がられ泣かれます。

近寄ると泣かれ、だいたい親が面白がって泣く子を無理やり私の方に連れてきたりして、すごい悲鳴をあげられます。私も面白がって追いかけたりすると、走って逃げられます。

そんな感じで、さみしい思いをすることも多くあるのですが、だいたいの子どもは半年くらいで懐いてくれます。

しかし、私の常連の小さな売店(でもサポネでは一番大きく品揃えのいい売店)の3歳の子どもは週に3回は会っているにも関わらず、毎回泣かれていました。

昨日は、その子のママが日本食を食べたいということで、家に二人を招いて、お好み焼きをつくりました。


いつも私を見たら泣くフローラが・・・

お好み焼きをつくってあげたら・・・・

懐いたー!!!万歳!

フローラのママ

というわけで、1年5か月声をかけ続けた私の頑張りが報われました。私を見て笑うフローラ♡かわいすぎるー!!

お好み焼き、フローラには大好評だったのですが、ママには不評だったようで、「おいしい!」といいながらも自分はほとんど食べず、フローラに食べさせていました。

ブルキナでは日本食、イマイチ受けが悪いです。私の料理の腕のせいでしょうか。

というわけで、ハッピーな1日でした。


えだまめ。

2015年5月29日金曜日

自分で育てた鶏を食べて思うこと。


ニーザーブレ。(モレ語でこんばんは)

前回のブログで書いたように、近所の子どもたちが洗礼を受ける日だったので、いつもお世話になっているお礼にと思って、家で育てていた鶏を1羽プレゼントしました。

12月に飼い始め、約7か月、同じ庭で過ごした鶏(オス)です。


まるまる太って美味しそう。
次の日の夜に調理されました。

私も頂きました。


自分で育てた鶏を食べて思うこと・・・・・・・


それは「美味しー!!!」ということです。ブルキナの鶏って本当、美味しいんです。その辺り毎日駆け回っているので、肉がしまっていて、日本だと絶対出会えない味。

もちろん、たまには肉がたっぷり油のついたケンタッキーみたいなブロイラーも食べたくなるのですが・・・・(笑)

よく鶏などの動物を絞めて「命の重みを実感」などと言われますが、そんなことは全く思いませんでした。ましてやブルキナベでそう感じている人は皆無でしょう。鶏はもちろん命の一つですが、それよりも私にとっては美味しい食べ物です。そしてブルキナベにとっては、大切な大切な食糧です。

こちらでは、頭から足から内臓からぜーんぶ食べます!そういう意味で、命の重み、食べ物の大切さは、生きていて痛感しているんだと思います。だって毎日皆お腹を空かせている。(乾季・村では1日1食が普通。)

日本ではパックにつめられて食べやすく切られている鶏ですが、ブルキナでは1羽外買いしか方法がありません。日本って、ほんと便利。

私はパックに詰められている鶏も食べたいし、その場で絞めた鶏も食べたいです。ワガママですねー。


そして、昨日あんなにかわいかった女の子は、あっとゆうまに魔法がとけ、いつもの小汚い感じに戻っていました。笑
一生懸命お菓子をつくっていました。でも、これはこれでかわいい。



それでは、ベオゴー(モレ語でまた明日)



えだまめ。

2015年5月28日木曜日

踊って歌って楽しいブルキナ流洗礼式!【動画あり】


ボンソワー!

先週末は、ブルキナ全土でキリスト教のBaptêmeと呼ばれる洗礼式が行われていました。
近所の子どもたちが、洗礼を受けるということで私も参加してきました。

ブルキナの教会はこんな感じ。すごい数の人。
洗礼を受ける子どもたち。皆同じ柄のパーニュ(布)でこの日のために服を仕立てます。
真剣に聖歌を歌う。この写真好き。
こんな感じで洗礼を受けます。器がカラバスなのがブルキナ流!


いつも破けて汚れた服を着ている子どもたちが、この日は大変身します!皆いいとこのお嬢ちゃん、お坊ちゃんみたい!人は来ている服でこんなに印象が変わるのかと、実感。笑

刺繍がたくさん入っている服は高い!お金持ちの証拠。でもシンプルの方がかわいいと私は思う。
近所の子。こんなに美人だったとは知らなかった!女の子は特に変わるなー!
私も正装して出かけました。

洗礼式の後は、各家庭で、親戚やご近所さんを招いて、皆でご飯を食べたり、踊ったり、歌ったりします。知り合いで、洗礼を受けた人がいればお祝いに訪問するのがこちらの習慣なので、私も3軒の家をはしごし、お腹いっぱいご飯を食べてきました。
ちなみに、お金がある人は、訪れた家庭の子どもに100フラン~500フラン(20円~100円)をあげるのがマナーです。

家の庭に椅子を出して。入れ替わり立ち代わりたくさんの人が訪れる。

日本人からすると、教会というと何となく静かで厳かな感じなイメージですよね。ブルキナの教会はそのイメージを覆します!牧師さんまで踊りだす!踊って歌って楽しい洗礼式!ブルキナらしさが伝わるのでぜひ見てください!


家に戻ってからも、もちろん踊ります。子どもも大人も皆でダンスー!


そんな楽しい週末を過ごしました。


えだまめ。

2015年5月27日水曜日

今日採れたマンゴーは56個。


ぼんそわーる。眠いです。
ブログを毎日書くって大変ですね。書いてみて分かりました。でも、普段連絡を取らない人とかからメッセージとかもらえるのは結構嬉しいので、もう少し頑張って更新を続けます。

今日は我が家のマンゴーの実が熟してきたので、近所の男の子達に頼んで採ってもらいました。






数えてみたら、56個ありました。まだまだ、採れそうです。マンゴーの木って、1年で何個採れるものなんだろう。このペースでいくと、200個以上は採れそう。すごいなマンゴー。

最近、朝・昼・夜で1日3個くらい食べてます。マンゴーってほんと美味しい。

セネガル出発前とあって、やておきたいことがたくさんあり、なんだか忙しい最近です。フランス語の勉強はなかなか上手く進みません。

明日は雨が降りますように。ボンヌイ!


えだまめ。

2015年5月23日土曜日

シアバター石けんを入れる改良版巾着が完成!


ボンジュール!

『ブルキナファソの仕立て屋さんとシアバター石鹸』の続きです。
改良版の巾着が完成しましたー!!キレイにタグもついてます!パーニュの種類も増やしました。


どの柄が好きですか?

この巾着の中に、小さいシアバターの石けんを入れます。すごく単純なラッピングですが、この透明な袋も、ブルキナで探すのは一苦労・・・・。やっと発見した透明な袋です。ラベルも作りました!



このシアバター石けん、本当に質がいいんです。私はブルキナに来てからこのこのシアバター石けんで顔を洗い、化粧水を塗り、そしてシアバターを塗っています。そしたら、肌質がすごく良くなりました。この直射日光にも関わらず。シアバターパワーを実感中です。

今は、これを日本人向けに500フラン(100円)で販売中。売上を開発費として、製品を改良し、帰国までには、ブルキナファソのお土産さんに出回って、アソシアションの継続的な売上になる!というのが目標です!

がんばるぞー!
もっとこうした方がかわいいとか、アイディアがあったらぜひ教えてください!


えだまめ。




トイレを建てよう!住民参加型の支援。

ボンソワール!

前回のブログで書いたように、現在学校をまわりながら衛生啓発を行っています。

その中の一つの小学校にはトイレがなんと数年前からありません。
昔に建てられたトイレはあるのですが、床が抜けてしまっていて、使える状態ではありません。壊れたまま放置されています。こんな感じです。




そんなわけで、小学校にトイレを建てようと先生に提案。

「協力隊を育てる会」が行っている、「小さなハートプロジェクト」という制度を使って、トイレ建設への費用を申請してみることに。

実は最初、全ての費用をこの制度で賄うつもりでした。しかし、ボランティア調整員から「学校や保護者の協力はないの?江田さんがトイレを建てたいだけで、本当は、必要とされていないんじゃないの?」とのツッコミが。

そこで、校長や保護者会と話し合った結果、トイレ建設の10分の一にあたる額を保護者から集めることに。生徒1人につき200フラン(約40円)を徴収することになりました。

自分たちがお金を出すとなると、少しでも安くトイレを建てたいという気持ちになるようで、経費削減するために、たくさんのアイデアが。

トイレの床は壊れているが、ドアは壊れていないので、新しく買わずに少し修理すれば使えること。

トイレ建設に必要な水は生徒や保護者が中心となって汲むので、費用が発生しないこと。

見積もりが高いので、もう一度その業者と相談しようということ。

もし、全ての費用を払っていたら、絶対に出てこなかったと思われるアイディア。よく、支援には住民の参加や協力が必要だと本などに書いてあって、そうそう、と思っていたけど、実際に自分が体験してみると、なるほど!とその良さが分かりました。

こうやって支援を受け取る人が、少しの費用を負担するということで、本当にその人たちは支援が必要なのか、見極めることができます。また、自分たちの払うお金もなるべく少なくしようと、色々な知恵が出てきます。そして、その支援された物に対して自分たちのものだという意識が生まれます。

まだまだ、話し合いは続きます。

うまくいきますように。


エダマメ。