ボンジュール!
今日は私の住む村からバイクで30分程先にある、ニョスナ村のマヌゲンコマという地域に行ってきました。
というのも、今ここで日本の道普請人というNGOが道直しのプロジェクトを行ってくださっているのです。
つい3月に道普請人のスタッフの方が、JICAオフィスにいらっしゃり、道直しに関するプレゼンをしてくださりました。今後、活動地域を拡大していきたいとのことで、私たち青年海外協力隊と、協力してできないか。というもの。
早速、任地に帰って、道直しのニーズを聞き、訪問。
そこで明らかになったこの道。
この道は、村から一番近い診療所に行く、唯一の道。 しかし、雨季になると水の通り道となってしまい、川ののようになるとのこと。村を出て、戻ろうとしたら、道が川になっていて、家に帰れず道の手前で3日過ごしたなんて話も聞きました。正に陸の孤島。
乾季の今でさえ、バイクで通るには相当注意が必要なこの道。雨季になったらもっとひどいことになっているのか・・・。
このことを、道普請人のスタッフの方に伝えると、早速、視察に来て下さり、その場でプロジェクトの開始が決定!
そして、つい先週から、道直しが本格的に始動。この団体の道直しの特徴は、大きな機械を使わず、「「土のう」を使うことで、少ない予算と住民による労働力の提供で道をなおすというもの。そうすることによって、技術を移転し、今後は道がまた崩れた時も、自分達で整備できるようになります。
なので、資材と技術は提供しますが、村人が無償で働くことが基本となっているので、本当に必要な道でしかうまくいきません。
今日、現場に行ってみると、50人程の男性が作業を、50人程の女性が男性のための食事作りに、計100人以上もの人たちが集まっていました。
そして、道がこんなにキレイになっているー!!!使われた「土のう」は2000個。
まだ途中ですが、既にからりいい道になっている気がします。
ただ見に来ただけですが、歓迎のダンスを踊ってくれました。 |
今回のプロジェクトは3月に話を頂き、4月には開始!そして雨季前(6月)には完成予定!とすごい急ピッチで話が進みました。こういう、スピード感ってやっぱりNGOの強みだなぁと思います。
ちなみにこの「道直し」は外務省NGO連携無償資金協力というODA(政府開発援助)の一部が使われているので、皆さんの税金が使われています。
サポネ市民を代表して、皆さんにありがとうございます。
あと、1週間後には道が完成します!素敵な道が完成しますように!
えだまめ。
0 件のコメント:
コメントを投稿