ボンジュール。
ブルキナファソに着てから、大きな病気をすることなくこれまでやってきた健康な私ですが、最近いくつかの小さな病気に悩まされました。
まず、中耳炎。これは2回耳鼻科に通いおかげさまで3週間程で完治しました。
その後すぐにバイクのマフラーで火傷。これは病院に行かず自力で何とかしたい!と話題の湿潤療法?ラップ療法を試し成功!1週間で完治しました。
そして現在、汗疹に悩まされています。最初は首のあたりだけだったのが、範囲が広がってきて、今は頭・腕・耳にまで。
しかし、この汗疹はブルキナベはほとんどかからないのです!というわけで、ブルキナベはかからないのに日本人はかかる小さな病気3つを紹介します。
1、汗疹(あせも)
この汗疹のおかげで最近、体中がかゆいです。私だけかなーと思っていたら、なんとブルキナ在住女子の半数くらいは汗疹ができて痒がっていることが分かりました。しかし、ブルキナベの場合、大人でかかってる人はほとんど見かけません。それでもブルキナベの赤ちゃんは結構かかっているみたいです。あーかゆい。早く涼しくならないかな。
対処法は、体を清潔に保つこと、そしてできるだけ汗をかかないことだそうです。汗をかかないって、この国では無理ー!!!
2、ダニ・ノミ・南京虫
日本人にも虫に刺されやすい人と、そうでない人がいるみたいですが、私はよく刺されます。特にダニ・ノミ・南京虫は同じ場所に寝ても私だけさされるということが多々あります。小さい頃は、祖母の家でノミ全身100か所以上さされ、病院に行き包帯グルグル巻きになって帰ってきたというこもありました。そして、今、我が家のベッドにも何かの虫が・・・。多分南京虫と思われる。これらの虫、ブルキナベに話しても全く理解されません。何それ?蚊じゃないの?といくら説明しても、「そんな話聞いたことない。ケイコの部屋が汚いからだよ。」と言われます。
3、日焼け
「日に当たって、肌が痛い」「皮が剥けた」と話しても、「えっ何で?と必ず聞かれます。」もともと肌の黒いブルキナベにとっては、そんなことありえないのだそうです。
というわけで、ブルキナベには理解してもらえない(ブルキナベにとっては存在しない)病気でした。
他にも、日本では恐れられているマラリアはこっちの人にとっては当たり前の病気で、風邪のようなものです。これまで10回以上かかっているというのは至ってふつうのことです。
また、火にかけたお鍋を素手で掴んでも大丈夫だったり、すごい怪我をしているように見えて全く消毒などしてなくても感染症になったりせずにすぐに治っていたりと、とにかくブルキナベは色んなことに強いです。いろんな耐性を持っているんでしょうね。
地べたで遊ぶ。こやって強くなるのね。 |
よく洗われてもいない何かの木の実をくれる。こうやて耐性がついていくのね。 |
日本の平均寿命は83歳。ブルキナは56歳。27年も違いますが、もし、日本人とブルキナベが同じ環境下に置かれたら、生き残るのは絶対ブルキナベですね。
私も、日本に帰ったら更に強くなってるかもしれません。
えだまめ。
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