2015年5月16日土曜日

ブルキナにいる犬と、日本の犬、どっちが幸せ?


こんにちは。

今日は、私の住む村から30キロ離れた診療所へ。3時間かけて、10軒の家をまわり、衛生に関する調査。最近バイクにばかり乗っていて体力のない私はバテバテ。やっと調査が終わって、その帰り道。

なんとガス欠。(満タンで来たはずなのに・・・。)しかも、なかなか人が通らず、いつもなら「僕が押してあげようか?」と来てくれる優しい人もいない・・・。更には停電が続いていたため、携帯の電池がないため、誰か人を呼ぶこともできず、そしてお財布を家に忘れているという、大変な状況。

炎天下の中、30分バイクを押して、やっとガソリンを売っている小さな村にたどり着き、ガソリン屋さんにお財布を忘れてしまったことを説明したら、快くツケにしてくれました。

というわけで、疲れ果てたので、今日は犬の話題です。

きーぼーは犬がすごく好きです。小さい頃から犬を飼いたいと言っています。私は別に犬を嫌いなわけではないですが、自分の面倒を見るだけでも大変なのに、どうして犬を飼いたいと思うのだろう、と犬を飼いたいと思う人の気持ちが理解できません。きーぼーがもし犬を飼い始めたら、固形のドッグフードではなく、高い缶詰のご飯をあげるそうです。ダメ犬になるのが目に見えます。

ブルキナでも犬をペット?番犬?として飼っている家はとても多く、だいたい1軒に1匹、もしくは数匹います。とはいえ、鎖に繋がれているわけではなく放し飼いなので、そこいらじゅうをたくさん犬が歩いています。(もちろん、ニワトリ・ブタ・ヤギ・ヒツジ・牛も放し飼い。)



みんな仲良し?


日本では、犬の地位はとても高く、皆に可愛がられ、愛されています。もしくは、恐れられていたりします。おいしいエサを毎日もらえます。シャンプーなんかもしてもらえます。病院にも連れて行ってもらえます。最近では、服なんかを着せてもらえることもあります。

一方で、ブルキナでは犬の地位はとても低いです。可愛がられてもいますが、ちょっと何かをするとすぐに叩かれたりシッシッとやられたりします。誰も、赤ちゃんですら、犬を怖がったりしません。エサは人間の食べ残しなどを自分で探して食べます。いつも薄汚い感じです。犬の病院なんてもちろんありません。服・・・・?

というわけですが、きーぼーからするとブルキナにいる犬はかわいそうなんだそうです。一見、そう思うかもしれません。でもブルキナの犬には自由があります。夏の暑い日、木の下の木陰で、寝転がったり、駆け回ったりしているブルキナの犬を見ると、とーっても幸せそうにみえます。私からすると、日本にいる犬の方がかわいそうです。

私が犬だったら、ブルキナに生まれたいなー。

みなさんはどう思いますか?


えだまめ。

0 件のコメント:

コメントを投稿