2015年5月5日火曜日

驚きの運動神経を持つ子ども@マンゴー狩り


こんにちは。皆さんのGWがいかがでしたか?
ブルキナファソも、金曜日がメーデーだったので、病院もお休みでちょうど三連休でした。

じゃじゃん!見えますか?

こんな感じで、ブルキナベの子どもは皆、日本人からするとびっくりする運動神経を持っています。(写真は家にあるレーズンの木)


そんなわけで、隣の村においしいマンゴーがあると聞き、近所の男の子を連れ立って、朝の7時からマンゴー狩りへ。するするーっと、あっとゆうまに登ってマンゴーをとってきてくれました。


かっこつけて写真をとる。

でも後ろ姿はかわいい♡

何もないと言われるブルキナですが、マンゴーたーくさん取れるんです!
いたるところに(私の家にも)マンゴーの木があり、誰もが自由にとって食べます。ただ、自由に取って食べれるマンゴーのだいたいは、とっても甘くて美味しくはあるのですが、スジがたくさんあって、食べたら歯につまるつまる・・・・。

というわけで今回は2種類のマンゴーを調達しました。はいっ!


左の黄色くて小さいマンゴーは誰でも取れる無料のマンゴー。
右のまだ緑のマンゴーが10個で200フラン(40円)のマンゴー。

夢中で食べます。

彼の名誉のためにかわいい写真も1枚。
とゆーわけで、マンゴー好きにはたまらないでしょ!ブルキナファソ。休日にフラっとマンゴー狩りできちゃいます。

えだまめ。

2015年5月4日月曜日

1月初旬。フランスのNGOが行うイベンントで衛生啓発をしました。

こんにちは。1月初旬の話です。

私の住むサポネ市に、いわゆる外国人は私一人です。
(正式にはコートジとか近隣諸国の国籍の人はいるはず。)

ただ、サポネ市内にはいくつかのアソシアション(小さなNGO)があって、他の国からの支援を受けていたりするので、たまに出張やバカンスで来ているフランス人やアメリカ人を見かけます。

私の家の近くにも、子どもたちの情操教育に力を入れているフランスのアソシアションがあり、ちょうどイベントをやるということだったので、私も仲間に入れてもらい、子どもたちへの衛生啓発を行いました。

今回のイベントは、学校のない木曜日に開催され、誰でも無料で参加できるというもの。
近くの小学校で告知され、それを聞いた子どもたちは、すごい勢いで集まってきます。


まずは受け付け。ブルキナで列に並ばせるのは一苦労。
手に色を塗ってもらいチーム分け。


受付をした子どもたちは、順番に、各ブースを回ります。私の担当は衛生啓発、手洗いの授業。
「何で手を洗わなきゃいけないの?」「いつ手を洗うの?」「どんな病気になるの?」といったことをクイズ形式で子どもたちと話した後、ヨウ素液反応を使って手洗い実験をしました。





他のブースではお絵かきしたり、バレーボールをやったり、こっちでポピュラーはスポーツ、ペタングをやったり。


色鉛筆を使って絵を描くことなんて滅多にない子どもたち。夢中。
もちろん、無料で誰でも参加できるこのイベント、一筋縄ではいきません。受付が終わっても、どんどん増える子どもたち。多分、この日はカルクルゲン村のほとんどの子どもたちがここにいたのではと思われる。1000人くらいいたんじゃないかな。

人数が増えすぎ、物が足りなくなったり、指示がいきわたらなくなったりして、なかなかうまくいきません。とはいえ、ブルキナなので、予想通り。皆、ないならないなりに、楽しそうでした。

大変そうだったのは、子どもより大人。フランス人のブルキナベも大声で怒ったり褒めたり遊んだりしながら、クタクタになっていました。(私も)

私のブースでも、手洗い用に用意していた水を、目を離したすきに子どもたちに全部飲まれてしまいました。ザ!ブルキナ!

1000人くらい集まってたんじゃないかと思われる。


日本でイベントをやる時は、どうやって人を動員しようは頭を悩ませてたけど、ブルキナだと全く気にする必要はありません!イベントの動員に頭を悩ませているそこのあなた!
ぜひブルキナにいらしてください。

今回の衛生啓発は単発的なもので、子どもたちにどう効果があったのかは、良く分からないけど、いつも学校で先生と一緒になって行う衛生啓発とは違い、「子どもと私」で話すことができたのは、私にとって大きな収穫でした。やっぱり、先生の力ってすごい。子どもを導くというか、黙らすというか、私が話していても、最初、子どもたちは全然話を聞いてくれようとしなかったり、フランス語が伝わらなかったり。でも、回数を重ねるうちに子どもたちに聞いてもらえる、楽しんでもらえるコツが分かってきたりして、気付きのあるイベントになりました。

そして、フランス人とのコミュニケーションがとても大変でした。フランス語、全然聞き取れません。ブルキナベの喋るフランス語は分かるのに・・・・。


えだまめ

2015年5月3日日曜日

クリスマスと大晦日とお正月の話。

ボンジュール!

ブログのデザインを変えてみました。背景はアフリカの布です。いかがでしょうか?
昨日の夜、ブログをもっといい感じにしたいな!と思い、色々いじっていたら、何と朝の5:00までやってしまいました。まーこんな休日もありですね。

さて、ブログを書いていない間、結構たくさんのイベントがありました。
というわけで、時は去年のクリスマスまでさかのぼります。
「えっ今更!?」と言われるのは分かっていますが、年明けにブログネタを書き溜めていた話があるので、もったいないので公開します。

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さて、もうお正月もあけてしまいましたが、ブルキナファソの楽しいクリスマスの話をしたいと思います。

私の任地サポネは90%がクリスチャン。祭りの多いブルキナの中でもクリスマスは1番盛り上がるイベントだそうです。

私が働く病院の人も、近所でも、皆クリスマスに向けてなんだかソワソワ。
私も久しぶりにお祭り前のワクワク感。

そして、23日から怒涛の連続フェット(お祭り)がはじまりました。

クリスマスに向けて、女性は皆おしゃれします。髪もウィッグやかつらのようなものをつけたり、編んだりして、キレイに編みます。
(ブルキナベの髪は基本チリチリ。ストレートの人は皆、ウィッグ・かつらです。)
クリスマスに間に合わせるため、夜も電気のある我が家に集まり朝の2時まで髪を編んで帰っていきました。




ブルキナではご飯を食べている時、誰かがきたら必ず一緒に食べるという文化があるので、一人でご飯を作って食べるわけにもいかず、クリスマス前にも関わらず7人分の食事を用意。

近所の子が料理を手伝ってくれました。床に野菜を十分に散らかしてくれました。




疲れて寝てしまいました。




そして、クリスマス・イブ。
日本では恋人たちのためのイブですが、ブルキナのイブは自宅で家族と一緒にご馳走を食べるそうです。
なので、私もイブは自分だけのために自分の食べたいものを食べたいだけ食べよう!ということでつくりました!

まず、クリスマスといえばケーキ!というわけでバナナタルトをつくろう!
でもサポネには牛乳が売っていない・・・どうにか調達したいとご近所さんに相談したところ、
なんと、プル族の家に行けば、牛のしぼりたての牛乳が手に入るとのこと。
(基本、サポネに住んでいるのはモシ族)

バイクで約30分。プル族の家に連れていってもらい、無事、2リットルの牛乳を調達できました。

そして、クリスマス!といえば、チキン!唐揚げ丼をが食べたい!というわけで、
自分のために、ガルディアンに鶏を1匹絞めてもらいました。
(この先、鶏の解体の様子の写真が続きます。苦手な方はご遠慮ください。)
こんな感じ。


まず、子供たちが鶏を追っかけます。

捕まえました。
ガルディアンが捌きます。さばくのは男の仕事だそうです。



火にかけて毛をむしり、いっちょあがり!


そして、完成!唐揚げ丼&バナナタルトー!じゃじゃん!
(唐揚げの写真はザンネンながらない。)




下地もタルトも全部自分で作った!すごすぎる私。美味!

でも唐揚げ丼。レシピ通りにタレを作って冷蔵庫で寝かせて美味しくなるはずが・・・
しょっぱすぎる結果に。唐揚げも何か、カラっとしてなくてベトベト。。
ああ、唐揚げってつくるの難しい。

一人でご飯を美味しく?頂いた後、近所の子どもに連れられ、クリスマスのミサに出かけました。
21:00に始まると聞いていたのに始まったのは22:00。
一緒に出掛けた子どもたちは、疲れてミサが始まる前に床で寝てします。さすがブルキナの子ども。
そしてミサの牧師さんのお話しは全てモレ語で分からず・・・・。

帰宅は結局夜中の1:00.
まだまだお祭りは続きます。

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とそんな感じのクリスマスを過ごしていました。
そのあと、大晦日もお正月もクリスマスの延長みたいな感じで村中浮かれっぱなし、私も遊びっぱなしでした。

以下、写真ダイジェスト!

子どもたちは皆新品の服を着て1年で1番のおしゃれをします。かわいい。

サンタになろうと思って飴を入れたプレゼントを70袋用意しました。1時間で無くなりました。

悪ガキがたくさん遊びにきてくれました。

25日はご近所の人に料理を振る舞うのがブルキナ。私もヤッサ(セネガル料理)に挑戦!

ご近所さんがご飯を食べにきてくれました。

大晦日。若者の集うクラブ?で飲んで踊りました。

仲良しのコレットとボナネー!


以上、クリスマスと大晦日とお正月の話でした。


えだまめ。



2015年5月2日土曜日

ネパールの地震。情報参考サイト。


ナマステー!
ネパールで地震が起こってからもう、1週間が過ぎようとしています。
ブルキナから何かすることは難しいけど、ネパールの情報や現地の声が伝わるサイトをまとめました。寄付の際などの参考になれば。

【IT×災害 情報発信チーム】
ネパールで支援活動をする団体が地域別、目的地別に分かりやすくまとめてあります。寄付先を選ぶ時に参考になります。




【ピースウィンズ・ジャパン】
私が以前勤めていた緊急人道支援のNGOです。2頭の災害救助犬と、6名の日本人がカトマンズから東へ約10キロのバクタプールという都市で捜索活動を行っていると同時に、支援物資の配布を行っています。私が勤めていた時も一緒に働いていた信頼できる仲間が現地に向かっています。





【ネパール現地リポート】
ネパールに派遣されている、青年海外協力隊メンバーの現地レポートです。写真が沢山掲載されているので現地の様子が良く分かります。ネパールを思う彼女の気持ちも伝わってきます。




【ラジオ番組『おーい!どさんこ』】
同期のバングラディッシュ協力隊員が参画しているラジオ番組で、ネパールからの声を伝えます。
FM77.6ドラマシティー★『おーい!どさんこ』★あす土曜15:00~

スマホListenRadio で聴けます。
世界中から、サイマルラジオで聴けます。


ネパールは私も学生の時に行ったことがあり、また、協力隊同期の仲の良かった子たちもネパールにいるので、とても思い入れの深い国。貧しいけれども国民が優しくて穏やかで、緑が多くて、子どものころからここで育ったら、心の広ーい人になれるだろうな。とそんな風に思った国です。
日本とは違い80年振りの大地震。国民の地震に関する知識は少なく、携帯を使うと余震が来るなど色々な迷信が飛び交うような状況。日本のように耐震のある家などはないに等しいそんな状況。まだまだ、山間部では支援の届いていないところもあるそう。

少しでも早くネパールの人々に平穏な日々が訪れますよう、ブルキナから応援します。


えだまめ。

陸の孤島!マヌゲンコマの道直し始動!


ボンジュール!
今日は私の住む村からバイクで30分程先にある、ニョスナ村のマヌゲンコマという地域に行ってきました。

というのも、今ここで日本の道普請人というNGOが道直しのプロジェクトを行ってくださっているのです。

つい3月に道普請人のスタッフの方が、JICAオフィスにいらっしゃり、道直しに関するプレゼンをしてくださりました。今後、活動地域を拡大していきたいとのことで、私たち青年海外協力隊と、協力してできないか。というもの。

早速、任地に帰って、道直しのニーズを聞き、訪問。
そこで明らかになったこの道。





この道は、村から一番近い診療所に行く、唯一の道。 しかし、雨季になると水の通り道となってしまい、川ののようになるとのこと。村を出て、戻ろうとしたら、道が川になっていて、家に帰れず道の手前で3日過ごしたなんて話も聞きました。正に陸の孤島。

乾季の今でさえ、バイクで通るには相当注意が必要なこの道。雨季になったらもっとひどいことになっているのか・・・。

このことを、道普請人のスタッフの方に伝えると、早速、視察に来て下さり、その場でプロジェクトの開始が決定!

そして、つい先週から、道直しが本格的に始動。この団体の道直しの特徴は、大きな機械を使わず、「「土のう」を使うことで、少ない予算と住民による労働力の提供で道をなおすというもの。そうすることによって、技術を移転し、今後は道がまた崩れた時も、自分達で整備できるようになります。

なので、資材と技術は提供しますが、村人が無償で働くことが基本となっているので、本当に必要な道でしかうまくいきません。

今日、現場に行ってみると、50人程の男性が作業を、50人程の女性が男性のための食事作りに、計100人以上もの人たちが集まっていました。



そして、道がこんなにキレイになっているー!!!使われた「土のう」は2000個。
まだ途中ですが、既にからりいい道になっている気がします。



ただ見に来ただけですが、歓迎のダンスを踊ってくれました。

今回のプロジェクトは3月に話を頂き、4月には開始!そして雨季前(6月)には完成予定!とすごい急ピッチで話が進みました。こういう、スピード感ってやっぱりNGOの強みだなぁと思います。

ちなみにこの「道直し」は外務省NGO連携無償資金協力というODA(政府開発援助)の一部が使われているので、皆さんの税金が使われています。

サポネ市民を代表して、皆さんにありがとうございます。

あと、1週間後には道が完成します!素敵な道が完成しますように!


えだまめ。


2015年5月1日金曜日

ブルキナファソの仕立て屋さんとシアバター石鹸


こんにちは。
今日は、朝から仕立て屋さんに行ってきました。

完成したのがこちら。













小さな巾着です。これに紐を通して、巾着になります。

というのも、私は現在サポネにある小さなアソシアション(小さいNGO)とも一緒に働いているのですが、そこでシアバターやシアバター石けんを作っていて、私はその販路拡大のお手伝いをしているのです。

これは、そのシアバター石けんを入れる袋です。アフリカ独特のパーニュと呼ばれる色鮮やかな布を使って、巾着を作りました。

これまでは、現地の人が使う大きな石けんしか作ってこなかったのですが、石っけんのサイズを小さくして、巾着をつけることで、付加価値をつけて値段を少し高くして、ブルキナファソの観光客向けに売り出します。売上はもちろん、私の懐に入るわけではなく、アソシアションの売上となり、そこで働く村の女性たちの収入向上に繋がります。

しかーし!ここはブルキナファソ。巾着一つ、つくるまでの道のりも簡単ではありません。
はいこちら!



今回、新しい試みで、巾着にタグをつけてみたのですが、文字が隠れてしまっている、切り方がまっすぐじゃない。。。。
更に、タグに使った布の質があまり良くないため、端がすぐにほころびる、そしてタグを印刷したところのペイントの質もよくなく、あまりキレイに印字されず。

残念な結果となりました。もう一度、チャレンジします。


ちなみに、仕立て屋さんはこんな感じ。小さな部屋に1台のミシン、多分私よりは若いと思われる男の子が頑張って働いています。ちなみに巾着1個の仕立て代は50フラン。日本円で10円。

今日は私のズボンのすそ上げもしてもらいました。

電気は通っていない。足ふみミシン。
 そして、見てもらいたいのがこのアイロン!


なかに焼いた炭を入れて使います。



ブルキナファソでは、皆自分のお気に入りのパーニュを買って、仕立て屋さんで服を仕立てるのが当たり前。ブルキナだからこそできる楽しみの一つです。
私もたくさん服を作ってるので今度、お披露目ブログを描きます。

明日は、メーデーでこちらは休日です!日本も今はゴールデンウィークなのでしょうか?

それではボンヌイ!


えだまめ。

2015年4月30日木曜日

挑戦①ほぼ毎日ブログを更新する。


お久しぶりです。私は元気です。

村のシェフ(王様)と私
私のTODOリストには毎日、「ブログを更新すること」と書かれて、消されないまま数か月たちました。よく考えると私は昔から、書かなければいけない文章を書くことがとても苦手です。

この苦悩は大学生の時のレポート提出に始まり、卒業論文、就職活動時のエントリーシートなどなど、文章を書くのが苦痛でしょうがありませんでした。そしてものすごい時間がかかる。

とはいえ、ブルキナファソのことをもっと皆に発信したい!という思い嘘はありません。
なので、これまでは皆にどうやったら上手く伝えられるかとか、しっかり書かなきゃとか色々と読まれている意識をして書いていたわけですが、これからは、もっとかるーい感じで、毎日更新していきたいなーと思います。
本当は、毎日色々と伝えたいことがあるんです!
というわけで、今日から「ほぼ毎日ブログを更新します。」

私の挑戦を応援してください。


えだまめ。