2015年6月27日土曜日

任期も後半年。停滞中の私のやる気とがんばる宣言。


ボンソワー!

さて、セネガルから帰ってきてから、ブログは停滞ぎみですが、私のやる気も停滞ぎみで困っています。

ここ最近、先輩隊員の帰国が増え(ブルキナは一時派遣がなかったので、しばらく先輩が帰国ということがなかったのです。)自分の帰国を意識し始めてて、よく考えるとあと半年しかブルキナにいれないんですね。

もう4分の3が過ぎて、あと4分の1しか残ってないのに、私はここで何か残して帰ることができるのか・・・とゆーか、あと半年で何かするなんてもう無理なんじゃないか・・・みたいな気持ちになってきてしまいました。

それに加えてセネガル帰国後の「私にお土産はないの?けいこは優しくないわね。」攻撃にやられました。
ブルキナベは必ず、誰でもと言っていいほど、こういう感じで聞きます。もうブルキナの挨拶みたいなものだと頭ではわかっているのに、ちょっとブルーな気分の時にそう聞かれると、へこみます。

さらに、他の人を招待してご飯をつくる予定だった日に、招待してない近所のギャルたちがその噂をききつけやってきて、当たり前のように居座り、ご飯を食べてお礼も言わずに帰っていったことにイライラ。
これもブルキナでは普通のこと、よく考えれば、イライラする私が可笑しいのも分かる。

そして、雨季が始まって、道がぬかるみ、雨だからーと外出しない口実もできという色んなことが重なり、なんだかやる気がでず、疲れたーとなり、日本食が恋しくなり、あーもう日本帰ってもいいかな。みたいな気分になり、数日、ゴロゴロしていました。

今日は朝から1日家に引きこもり、15:00に保護者会の役員と小学校で打ち合わせがあったので、ようやくやる気を起こして行ったのにも関わらず、1時間待っても来ない。電話しても出ない。もーほんと、ブルキナベ嫌だ。何でこんなに責任感がないんだと思って帰宅。

ブルキナの人たちに何か貢献して帰りたいという思いと、あーもうブルキナベ嫌だ!という矛盾した思いでもんもんとしているなか、そんな気持ちを癒してくれるのもブルキナベなんですね。

誰かに愚痴をこぼしたくて、ガルディアンに「私はもうは何もしたくない」と言う。「サバアレ(どうにかなるさ。」と言われる。近所の家に遊びに行って一部始終を話す。話を聞いてくれる。お菓子をくれる。子どもたちが「ケイコー」とかけよって来てくれる。一緒に遊ぶ。少し元気になる。

そんな感じで数日、やる気のでない日々が続いて、落ち込んだりしていたのですが、もともとそんなに悩まない性格なので、ブルキナベと話して、元気になりました。

私はまだここで、やり残したことも、やりたいことも、やらなければいけないことも、たくさんあるのです!今日はいろいろと、仕切り直しの日。頑張るぞー!






えだまめ。

2015年6月20日土曜日

今年も虫のおいしい季節になりました。


サラームアイレコ。(イスラム教徒の挨拶です。)

しばらくブログをお休みしていましたが、友達の任地のお祭りを手伝いにいったり、セネガルに旅行にいったり、していました。

先週末に帰国して、やっと任地サポネにも帰ってきて、お土産を配り、ためていた仕事も終わらせ、ちょっとゆっくりできているところです。

さて、去年に引き続き、今年もブルキナファソは虫の美味しい季節となってまいりました。


※虫の苦手な方はこれから先の写真は見ないことをお勧めします。


その虫はブルキナではユーと呼ばれている白アリの一種です。去年はこのユーの突然の到来に戸惑っていた私ですが、今年の私は違います。
ちなみに去年の投稿はこちら→『虫のおいしい季節になりました』

まず、ユーの到来を事前に察知していました。ユーは雨季のはじまりで、朝に雨が降った日の夜22:00くらいに現れます。

なので、21:00頃には今日はユーが来るだろうと思い、家の中の電気を全て消し、玄関の電気だけをつけスタンバイ。ユーは電気に集まってくるのです。

期待通り、ユーがやってきました!!!




近所の子たちを呼んで、はじまりました。虫採り。




床に水を撒くことで、床を這うユーの羽を濡らし、飛べなくして捕まえます。簡単に大量に捕まります。

こんな虫です。


そして、今年の私はただ見ているだけではなく、積極的に一緒に虫を採りました!




手の中でモゾモゾして気持ち悪い。


あっとゆう間にバケツいっぱいのユーが採れました!





翌日、焼いたユーを持ってきてくれました。不味くはない。サクサクしてて、こういうスナックありそう。でも積極的にはそんなに食べたくない。


私も大分、ブルキナ通になってきました。

日本でよくアフリカに行くというと「虫とか食べるんでしょ」と言われます。確かにブルキナではこうやって虫を食べます。でもどんな虫でもいいわけではなく、美味しい虫しか食べません。日本でもイナゴを食べますしね。そしてやっぱり嫌いな人もいます。

ちなみに、なぜか「日本人はハエを食べるんでしょ?」とブルキナベに良く聞かれます。なんでそう思われているんだろう・・・不思議です。


セネガルや友達の任地でのお祭りの話もおいおい書いていきたいと思います!

それでは、ボンヌイ!


えだまめ。

2015年6月5日金曜日

ブルキナファソで日本人しかかからない小さな3つの病気


ボンジュール。

ブルキナファソに着てから、大きな病気をすることなくこれまでやってきた健康な私ですが、最近いくつかの小さな病気に悩まされました。

まず、中耳炎。これは2回耳鼻科に通いおかげさまで3週間程で完治しました。

その後すぐにバイクのマフラーで火傷。これは病院に行かず自力で何とかしたい!と話題の湿潤療法?ラップ療法を試し成功!1週間で完治しました。

そして現在、汗疹に悩まされています。最初は首のあたりだけだったのが、範囲が広がってきて、今は頭・腕・耳にまで。

しかし、この汗疹はブルキナベはほとんどかからないのです!というわけで、ブルキナベはかからないのに日本人はかかる小さな病気3つを紹介します。


1、汗疹(あせも)
この汗疹のおかげで最近、体中がかゆいです。私だけかなーと思っていたら、なんとブルキナ在住女子の半数くらいは汗疹ができて痒がっていることが分かりました。しかし、ブルキナベの場合、大人でかかってる人はほとんど見かけません。それでもブルキナベの赤ちゃんは結構かかっているみたいです。あーかゆい。早く涼しくならないかな。
対処法は、体を清潔に保つこと、そしてできるだけ汗をかかないことだそうです。汗をかかないって、この国では無理ー!!!

2、ダニ・ノミ・南京虫
日本人にも虫に刺されやすい人と、そうでない人がいるみたいですが、私はよく刺されます。特にダニ・ノミ・南京虫は同じ場所に寝ても私だけさされるということが多々あります。小さい頃は、祖母の家でノミ全身100か所以上さされ、病院に行き包帯グルグル巻きになって帰ってきたというこもありました。そして、今、我が家のベッドにも何かの虫が・・・。多分南京虫と思われる。これらの虫、ブルキナベに話しても全く理解されません。何それ?蚊じゃないの?といくら説明しても、「そんな話聞いたことない。ケイコの部屋が汚いからだよ。」と言われます。

3、日焼け
「日に当たって、肌が痛い」「皮が剥けた」と話しても、「えっ何で?と必ず聞かれます。」もともと肌の黒いブルキナベにとっては、そんなことありえないのだそうです。



というわけで、ブルキナベには理解してもらえない(ブルキナベにとっては存在しない)病気でした。

他にも、日本では恐れられているマラリアはこっちの人にとっては当たり前の病気で、風邪のようなものです。これまで10回以上かかっているというのは至ってふつうのことです。

また、火にかけたお鍋を素手で掴んでも大丈夫だったり、すごい怪我をしているように見えて全く消毒などしてなくても感染症になったりせずにすぐに治っていたりと、とにかくブルキナベは色んなことに強いです。いろんな耐性を持っているんでしょうね。


地べたで遊ぶ。こやって強くなるのね。
よく洗われてもいない何かの木の実をくれる。こうやて耐性がついていくのね。

日本の平均寿命は83歳。ブルキナは56歳。27年も違いますが、もし、日本人とブルキナベが同じ環境下に置かれたら、生き残るのは絶対ブルキナベですね。

私も、日本に帰ったら更に強くなってるかもしれません。


えだまめ。

2015年6月2日火曜日

今日の3つの小さな幸せ。


ボンソワール!
今日の小さな幸せを3つ報告します。


1、雛がかえった!



我が家で飼っている鶏の雛がかえりました!卵は全部で6つ。あと数日で皆生まれてくるかなー!!!



2、今日採れたマンゴー33個



今日も、マンゴーを採りました。まだ前採ったマンゴーも食べきっていないのに。果たして今年、我が家の木からは何個のマンゴーが採れるのでしょう。



3、唐辛子のオイル漬け、ニンニクのオイル漬け

ニンニクと唐辛子を用意
これですり潰します。
左は唐辛子のオイル漬け。右がニンニクのオイル漬け

料理が嫌いな私も、こうゆう作業はなんだか好きです。このオイル漬け、こっちに来て知ったけど、本当に便利!唐辛子も、ニンニクも切るのが面倒!そんな時に、これらを投入!常温で3ヶ月くらいはもちます。


というわけで、日々小さな幸せを感じながら生活しています。


えだまめ。

2015年6月1日月曜日

パスタは3分茹でればできると思っていた私でもできる手抜きパスタソース3選!


ボンソワール!

皆さん、料理は得意ですか?
私は自慢ではないですが、ブルキナファソに来るまでずーっと実家暮らし、上げ膳据え膳で暮らしてたので、料理というものをほとんどしたことがありません。

ブルキナファソについて最初の1か月は語学を勉強しながら同期3人で首都で生活していたのですが、その時、料理をつくるのが当番制でした。

はじめて当番となった日、パスタくらいなら私にもできるだろうと思って挑戦。まず、驚いたことはパスタは3分では茹で上がらないということ。パスタもインスタントラーメンも同じようなものだと思っていた私はびっくりしました。パスタを茹でるのには10分程かかるのですね。

そんな感じで、私は自他ともに認める、料理ができない人でした。常々友人からは「料理できるようになった方がいいんじゃない?将来困るよ。」と言われてきたのですが、私としては、どうしてもやらなければいけないい状態がきたら、やるだろう。だからそれまではやらないでおこう、と決めていました。

だって、料理って全然好きになれません。面倒くさすぎる・・・・。

しかし、ここブルキナファソで初めての一人暮らしが始まって、やっと「どうしてもやらなければいけない状態」がやってきました!

ここには美味しいご飯を作ってくれるお母さんがいません。更には、美味しい日本食をつくってくれるレストランもありません。ブルキナ料理しかありません。

ブルキナ料理も美味しいのですが、やっぱり日本食で食べなれた物が食べたくなるのです。というわけで、私はここにきてから、なんと毎日!!自炊をしています。

そんな私がお奨めする超手抜きパスタソースをご紹介します!


1、アボガドクリームパスタ!



作り方。アボガド1個、マヨネーズ大さじ3杯、めんつゆ大さじ1杯、かつお節少々を全部混ぜ、茹で上がったパスタに絡めて完成。
(めんつゆ、かつお節は日本から持ってきました。)

カルボナーラみたいです!こってりしたクリーム系パスタが食べたい時はコレ!5分でできます。


2、ツナしょうゆマヨパスタ!


海苔がくしゃくしゃになってしまいました。残念。
作り方。ツナ缶二分の一、マユネーズ大さじ1杯、しょうゆ大さじ1杯、だしの素小さじ2分の1、を全部混ぜ、茹で上がったパスタに絡めて完成。仕上げに海苔をのせます。

和風パスタです。5分でできます。
(ツナ缶と醤油は首都ワガドゥグで調達。だしの素と海苔は日本から持ってきました。)

3、お茶漬けの素和風パスタ


作り方。ニンニクフ2かけくらいを小さく切り、弱火で炒めます。その後お好きな具材(写真ではわかめと玉ねぎを投入)を炒めたあと、茹で上がったパスタと、お茶漬けの元も一緒に絡めます。

和風パスタです。1・2よりかなり手がこんでいます。ポイントはニンニクです。前に一度、御茶漬の素だけで作ったことがあるのですが、思いっきりお茶漬けの素の味しかせず、あまり好きになりませんでした。ニンニクを炒めるだけで、パスタ感がアップします!日本から送られてきたお茶漬けの素が大量に余っていたのでつくりました。
(お茶漬けの素・ワカメは日本から送ってもらいました。)


というわけで、私も料理をするようになりました。美味しくなさそうにみえるかもしれませんが、結構おいしいですよ!私にとってはかなり美味しいです。

手抜きをしたい日に、ぜひ一度試してみてください。


えだまめ。