2014年7月29日火曜日

虫のおいしい季節になりました。

最近の話。
夜21:00頃、家の中の電球に何百匹もの虫が集まりました。
雨季です。ドアを閉めて網戸もあるのに、ドアの下の隙間をくぐりぬけて、虫たちは灯を求めてやってきたのです。
(この先、虫の嫌いな方やお食事中の方は注意してご覧ください。)




どーしようかと思ってオロオロしていると、ドアをドンドンたたく音が。
10人くらいの女性と子どもが訪ねてきて、何ごとかと思ったら、みんな虫を取らせて欲しいとのこと。もちろん食用。
(近所のほとんどの人の家には電気がないので、虫は電気のある私の家に集まります。)

そして始まりました。虫取り。



市場で虫が売られているのや、人が食べているのは見たことがあったけど、まさかこんなに私の身近にいる虫を食べていたとは!

最初は大量の虫を怖がっていた私も、子どもたちをが当たり前のように素手で虫を捕まえているのを見て、そして虫を食べ物だと認識したとたん、その虫が全然怖くなくなりました。不思議ですねー。
もーなんか虫を怖がっていた私が、すっごく馬鹿らしくなって、面白くなって、皆と一緒に虫を採取しながら、一人で大笑いました。

虫を取ること1時間。




皆、バケツ一杯の虫をかかえ、皆帰って行きました。

次の日、虫を揚げた料理?を皿一杯に持ってきてくれました。
1匹食べて、後はガルディアンにあげました。
積極的に食べたくはないですが、不味くはありません。

雨季に向けて、日本から取り寄せた電球用虫除けスプレーを塗ろうと思っていたのですが、
ご近所さんの貴重なタンパク源を奪ってしまうことになるので、どうしようか迷っています・・・・。

そんなわけで、ブルキナファソは虫のおいしい季節になりました。

私は今日も元気です!


2014年7月25日金曜日

「世界女性の日」8.Mars


こんにちは。エダマメです。

3月10日は「世界女性の日」でした。

日本では馴染みがありませんが、ブルキナベ(ブルキナファソ人のこと)いわく、アフリカ全土でお祭りが開かれているそうです。
アジア・中東などの他の地域でもあるみたいですね。

国際女性の日(3月8日)は、国連により1975年に定められました。女性たちが、平和と安全、開発における役割の拡大、組織やコミュニティーにおける地位向上などによって、どこまでその可能性を広げてきたかを確認すると同時に、今後のさらなる前進に向けて話し合う機会として設けた記念日です。【国連広報センターより引用)

このお祭り、ブルキナでは一大イベントです!
この日のためにデザインされた布(パーニュ)を皆が買い、服を仕立てます。
みーーーーんなお揃い。笑。でも女性は色々工夫して、自分なりの個性を出しています。


男の人も!
女の人も!
私も!

上下セット!!!
この服を着て町を出歩くと、出会う人出会う人「C’est jolly」(素敵だね!)と言ってくれてまんざらでもありません。
日本では絶対着れない派手さ!


そしてこの日は、女性の収入向上のためのNGOで活動する同期隊員が、お祭りで石鹸を売るということなので、私もお手伝いに行ってきました。

シアバターの石鹸



私も、売ります。


皆、買わないのに、人だけはたくさん集まってきて、ずーっと見ています。
買わないのに、2時間・3時間見てます!もー買ってよ!と思う。笑



夜は近所の20歳の女の子に連れられてクラブのようなところへ行き、ダンスコンテストを見てきました。



イマドキ風の男の子たちが、ヒップホップ的なダンスを踊ります。
22:00に始まったのに、朝の3時までやるとのことなので、私は早々に引き揚げて帰ってきました。
こちらの若い子たちも皆、元気です。

そんな感じの、国際女性の日でした。
(もう4ヶ月前の話・・・懐かしい。)

ブルキナベはお祭り好きなので、こんな感じで毎日楽しく暮らしています。




2014年7月22日火曜日

私の家を紹介します

前回、ブルキナでの8大ストレスを書きましたが、もちろん大変なことばかりではありません。
今日は素敵な素敵な私の家を紹介します。じゃん!!


すごい豪邸?です!憧れの庭付き1軒屋の一人暮らし。2LDK!
これから先、こんなに大きな家に住むことはないでしょう。
日本人ボランティアのために、ブルキナファソ政府が無償で提供してくれています。


【寝室】ベッドなどを買いそろえ、最近やっと部屋らしくなった気がします。


【寝室2】
家が広すぎるので、使い勝手がありません。物置です。


【リビング】
広いリビング。光が入ってくるのが嬉しいです。


【キッチン】
自炊も頑張ります!


【つっこみどころ満載のバスルーム】
前回、紹介した通り、水道がないのでこのトイレとシャワーは見せかけです。
いつかこの村に水道が通った時のために設置されているトイレとシャワーだそうで、今は使えません。
なんでやねん!!笑


【広大な庭】
落ち着いたら、家庭菜園したり、動物を飼ったりしてみたい。


【マンゴーの木】
マンゴー食べ放題です!こんなマンゴーが家でなります!すごいでしょ!



そして、セキュリティのための24時間体制のガルディアン(警備員)。
最初は、家にいてもずっと見られている気がしていて落ち着きませんでしたが、1か月たった今では、生活で分からないことを教えてもらったり、手伝ってもらったりと、有難い存在です。

左ガルディアン・アレクシーと右ご近所の美人さん

こんな感じです。
遊びにきたくなったでしょ?
皆さんお越しを、心よりお待ちしています!

それでは、ボンソワレ!

2014年7月17日木曜日

ブルキナファソで抱える8のストレス

こんにちは。エダマメです!
書き溜めた過去のブログをアップします。
これからは、もう少し頻繁に書けたらいいなー笑

首都から35キロ離れた村に配属されてから、いろいろ、いろいろありました。
今日は、私の抱える8つのストレスを紹介します。

1、トイレが外で穴でドアがない



家のトイレです。
とりあえず、庭にはガルディアンもいるし、ドアがないのはどうかと思い、ダンボールを設置してみました。落ち着きません。




2、水道がない

近くの井戸まで水を汲みにいきます。30キロの水を1日3回汲みます。重すぎて腰をやられます。
もちろんシャワーもないので、バケツ1杯でお風呂に入り、洗濯機もないので手洗いです。




3、電気がない


今はこのように懐中電灯で生活しています。
本当は電気の使える家のはずですが、配線のどこかが壊れているらしく、今は使えません。
毎日Erectricien(電気工事の人)に電話をし修理を依頼し、今日来ると言って来なかったり、来てもやっぱり直らなかったりと、既に1か月が経過しました。
ブルキナタイムでものごとは進んでいきます。サバアレ。

4、ハエ・ゴキブリ・クモ・アリ・ダニ・ヤモリ・ネズミ
家の中に、いろいろいます!いろいろです。
夜、天井からすごい音がして起きます。ネズミやヤモリが何かを捕まえている感じの音です。
夜中にヤモリが足の上を這ってきたときは、飛び起きました。
虫は結構得意な方だと思っていましたが、こう数が多いと、鳥肌ものです。
この前は、何かの動物?のせいで天井に穴が開き、動物や虫の糞?が大量に落ちてきました。最近はコウモリが家の中を飛び回っています。
この天井、いつかぬけないかな?と心配しています。

5、暑い
日中、40度を超える炎天下、もちろんクーラーはありません。
本当は、扇風機が使えるはずですが、現在電気がないので使えません。
夜は家に熱がこもって、とても暑いです。眠れません。

6、プライベートがありません
毎日、近所の人が何をするわけでもなく、家にやってきます。
NOと言えない日本人代表の私は、上手く断ることができず、おしゃべりを続けます。
一人になりたい・・・・・。
近所の子どもたちも、毎日ドアをドンドンたたき、やってきます。もー静かにして!!
たまにだと食べたくなるくらい可愛い。毎日だと怒鳴りたくなるくらいうざい、しつこい。それが子ども。

7、言葉が通じない
3ヶ月間で習得したフランス語はなかなか通じない上、村の人々はフランス語を喋れない人も多く、現地語のモレ語を話します。
言葉の壁を実感。ああ、コミュニケーション不足。

8、常に見られている!
この村で外国人は3人(2人の日本人と1人のフランス人)なので、とても目立ちます。
マルシェに行くと、皆にジロジロみられます。



もうストレスがたまりすぎて、発狂しそうです。
私は、ここに2年間も住むことができるのでしょうか。
こんな状況、来る前から想像していたはずなのに、いざ自分の身になってみるとこんなに大変だなんて。。。。






と思ってこのブログを書いていたのはもう数か月前の話。
人間の適応能力とは素晴らしいもので、現在ノーストレスです。

近所の子どもと

こんな時代もあったねと♪(中島みゆき)振り返る今日この頃です。

ちなみに電気は配属2か月後から使えるようになり、トイレはつい先日、ドアをつけました。水汲みはアガルディアンが汲んできてくれています。生活改善。

というわけで、落ち込むこともあるけれど、私この村が好きです!